芸能スタッフの仕事
新人発掘スタッフ
新人発掘スタッフとは?
レコード会社やプロダクションで新たなタレントやアーティストを発掘し、プロデューサーやマネージャーと共に育てていく仕事をしているのが新人発掘スタッフの仕事です。
そのためにただ新人を探してくるだけではなく、企業(会社)を代表するような活躍ができるタレント・アーティストを様々なジャンルで探す必要があります。なので、会社のビジョンやどのような方向性で進めていきたいのかなどをしっかりと把握する必要があります。
また育成という面では、いきなり新人タレント・アーティストが活躍できるとうわけではなく、業界のルールや仕事のやり方、考え方、また自分自身の見せ方など様々な部分で磨いていく必要があります。
新人発掘の仕事の変化
これまで、オーディションなどのイベントを開催やスカウトという手法で新人発掘がされていました。みなさんもそのイメージが強いと思います。しかし近年では、SNSなどが発達してきたことから、SNSを活用した新人発掘が多く、インスタグラムなどを用いて新人発掘が行われていたりします。これまでの対面でのスカウト活動よりも効率的な面もあり、各社SNSを活用することが多くなっているようです。また、オーディションに関しても動画を用いたものなど、まさにテクノロジーを使った活動が広がっています。
どうやってなるの?
レコード会社やレーベル、プロダクションに就職し、新人発掘担当として活動していく必要があります。そのための資格などはありませんが、その会社の方向性やビジョンなどを深く共感し、そのビジョンや方向性に合致していると同時に、活躍していくことができるタレント・アーティストかという目利きも必要となります。
よく、元々俳優やタレント、ヴォーカリスト、ミュージシャン、ダンサーなどをしていた人が新人発掘スタッフになるのでは?という質問を受けますが、実際に仕事をされている方の中で、元々このようなタレント・アーティストの仕事をしていたわけではない方も多くいらっしゃいます。音楽ビジネスをしっかりわかっていて、あらゆることに興味をもつことが重要で、かつ会社の方向性をしっかりと理解していることが必要でしょう。