アーティストの仕事
K-POPアーティスト
K-POPアーティストとは?
K-POPアーティストとは、韓国のポップスミュージック(K-POP)を歌うアーティストのことです。アイドルグループを中心に、キャッチーな曲やダンスパフォーマンス、凝った衣装やステージ演出などが特徴です。
今や韓国国内だけでなく、日本や中国、アメリカなど、世界中で人気を集めています。近年では、YouTubeなどの動画配信サービスを通じて、K-POPの魅力を世界中に届けています。
本国である韓国はもとより、アジア、さらには世界を舞台に活躍するK-POPアーティスト。「K」はKoreaのことだけに韓国生まれの韓国人でなければK-POPの世界で活躍できないのかというと、そんなことはありません。実際にNiziUは日本人だけで構成されたK-POPグループですし、他にも日本人メンバーがいるグループはあります。
K-POPアーティストになるには、オーディションやスカウトなどを通じて、芸能事務所と契約することが一般的です。芸能事務所では、歌唱やダンスなどのレッスンを受け、デビューに向けて準備を進めていきます。
K-POPアーティストは、歌唱力やダンススキルはもちろんのこと、ルックスやトーク力、バラエティ力など、さまざまなスキルが求められます。また、アイドルグループの場合は、メンバー同士の仲の良さや、グループとしての一体感も重要です。
仕事の概要、仕事の流れ
仕事の概要
K-POPアーティストの活動内容は、それぞれのアーティストのファンであればよく知っているところでしょう。音楽や舞台での活動、映画やドラマへの出演、CM出演など多岐にわたります。日本のアイドルやアーティストと活動内容は似ている部分が多いですが、K-POPアーティストの場合は活動の舞台が世界規模であることが多く、アジア圏だけでなく欧米の海外の映画や音楽イベントに出演することもあります。
- 音楽活動
- K-POPアーティストのメインの仕事は、音楽活動です。新曲の発表やアルバムのリリース、コンサートやイベントへの出演など、さまざまな音楽活動を行います。
- メディア出演
- テレビやラジオ、雑誌などのメディアへの出演も、K-POPアーティストの仕事の重要な要素です。歌やダンスのパフォーマンスはもちろんのこと、トークやバラエティなど、さまざまなジャンルで活躍します。
- 広告出演
- 化粧品やファッションなどの商品の広告に出演することもあります。K-POPアーティストの人気や知名度を活かして、商品の宣伝を行います。
仕事の流れ
- ❶オーディションやスカウト
- K-POPアーティストになるには、オーディションやスカウトなどを通じて、芸能事務所と契約することが一般的です。
- ❷レッスン
- 芸能事務所では、歌唱やダンスなどのレッスンを受けます。また、プロモーションやマネージメントなどのノウハウも学びます。
- ❸デビュー
- レッスンを修了した後、デビューに向けて準備を進めます。デビュー曲の発表やアルバムのリリース、コンサートやイベントへの出演などを行い、ファンの獲得を目指します。
- ❹活動
- デビュー後は、音楽活動やメディア出演、広告出演など、さまざまな活動を行います。K-POPアーティストとして、活躍し続けることが目標となります。
K-POPアーティストを目指す人は、オーディションやスカウトを目標に、歌やダンスなどのレッスンや、自己PRなどのスキルアップに努めることが大切です。
収入の目安
- 人気度
人気が高いアーティストは、収入も高くなります。 - 活動内容
音楽活動だけでなく、メディア出演や広告出演など、さまざまな活動を行うことで、収入を増やすことができます。 - 所属事務所
所属事務所の規模や実績によっても、収入は異なります。
K-POPアーティストは、CDやDVDの売上だけでなく、コンサートやイベントのチケット収入、広告出演料など、さまざまな収入源があります。そのため、年収が数億円に上るアーティストもいます。
世界的に活躍しているK-POPアーティストの年収は、私たちが考える標準的な年収をはるかに超えます。世界的な活躍で知られるBTSは2020年の年収が50億円を超えていました。世界がコロナ禍でエンタメ業界が沈んでしまっていた時期にこの年収ですから、K-POPアーティストの「稼ぐ力」がいかに強いかが分かりますね。
なお、BTSは事務所とメンバーの取り分が6対4といわれており、メンバー1人あたりの年収は3億円以上とも。
K-POPアーティストの将来性は抜群!
K-POPの勢いについては、今さら言うまでもないでしょう。世界を舞台に活躍し、その勢いはとどまるところを知りません。これからもK-POPが世界の各地で支持される可能性は高く、これからデビューする人たちにも数えきれないほどのチャンスがあります。
エンタメ業界は、発表の場が以前よりも多くなっています。特に顕著なのが、ネット配信でしょう。国境を越えて活躍するK-POPアーティストには、世界中にファンがいます。そのファンたちに向けてネットからさまざまコンテンツが配信されているので、今後私たちが想像していないような形で有名になるK-POPアーティストが出てきても不思議ではありません。
どうやってなるの?
K-POPアーティストになる方法は、主に下記の2つです。
- ❶オーディション
- K-POPアーティストを目指す人が最も一般的に目指す方法です。芸能事務所が開催するオーディションに応募し、合格することで、芸能事務所と契約することができます。
オーディションでは、歌唱力やダンススキル、ルックスやトーク力、バラエティ力など、さまざまな要素が審査されます。
- ❷スカウト
- 芸能事務所が、街中やSNSなどで才能を見出し、スカウトすることもあります。スカウトされれば、オーディションなしで芸能事務所と契約することができます。
スカウトされるためには、歌やダンスなどのスキルを磨き、常にオーディションやスカウトを意識した行動をすることが大切です。
K-POPアーティストになるには、K-POPを手がける韓国の芸能事務所に所属し、そこでレッスンを受けてデビューを目指すことになります。多くの芸能事務所はオーディションやスカウトの対象を10歳から25歳くらいまでの人と設定しているので、本気で目指すのであれば10代の頃から本格的に対策をしておくべきでしょう。
もちろん、オーディションに合格することは簡単ではありません。十分な対策をして臨む必要があります。そのために、エンタメ系の専門学校の中にはK-POPの世界を目指すための学科を設けているところがあります。こうした学科ではK-POPアーティストを目指すことに特化したレッスンが受けられるので、できるだけ若い年齢のうちに学び、オーディションに挑戦するのが最も確実性の高い道のりといえるでしょう。
札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校では、K-POPアーティストになるための専攻を設けており、ダンスや歌唱力のほか、語学力やセルフマネジメント力を身につける授業を実施しております。また、それだけでなく学内でのオーディションを定期的に開催しており、デビューの機会を広げることができます。
デビューとキャリアパス
デビュー後は、音楽活動やメディア出演、広告出演など、さまざまな活動を行います。K-POPアーティストとして、活躍し続けることが目標となります。
K-POPアーティストのキャリアパスは、以下のとおりです。
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新人アーティスト
デビュー後、しばらくは、レッスンや練習などの費用を差し引くと、ほとんど収入がないこともあります。しかし、人気が出れば、収入も徐々に安定していきます。
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中堅アーティスト
中堅アーティストになると、収入も徐々に安定してきます。音楽活動やメディア出演などの収入で、生活を立てることができます。
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人気アーティスト
人気アーティストになると、収入はさらに大きくなります。コンサートやイベントのチケット収入や、CDやDVDの売上など、さまざまな収入源があります。
また、人気アーティストになると、俳優やタレントなど、他の分野で活躍することもあります。
K-POPアーティストのキャリアパスは、人気や活動内容によって大きく異なります。人気アーティストになると、さまざまな分野で活躍し、高収入を得ることができますが、新人アーティストや中堅アーティストの場合は、収入が少ないこともあります。
K-POPアーティストを目指す人は、人気や収入を得るために、努力と覚悟を持って、芸能活動に取り組むことが大切です。
おすすめの資格
K-POPアーティストになるために必要な資格はありません。ただ、ダンス系の民間資格はいくつかあります。デビューに有利になるわけではありませんが、スキルアップやモチベーションのために取得を検討してもよいでしょう。また、芸能人や有名人は様々な仕事に関連性のない資格を持っていることもあります。例えば、嵐のメンバーの中にはチャイルドマインダーの資格を取得しているメンバーがおり、また、平野ノラさんは宅地建物取引士の資格を取得しています。K-POPアーティストとしてのキャリアを活かしながら、趣味や将来のために様々な資格を取得することもおすすめです。
向いてる人向いてない人
向いてる人
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歌やダンスなどのスキルを磨きたい人
K-POPアーティストになるためには、歌やダンスなどのスキルは必須です。スキルを磨きたい人は、レッスンや練習を継続して、レベルアップを目指しましょう。
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人前に出ることが好きな人
K-POPアーティストは、常に注目を浴びる存在です。人前に出ることが好きな人は、プレッシャーに負けず、堂々とパフォーマンスをすることができます。
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努力を惜しまない人
K-POPアーティストになるためには、努力が必要です。デビュー後も、常に新しいことに挑戦し、スキルアップを続けましょう。
K-POPアーティストは、歌やダンス、パフォーマンスなど、さまざまなスキルが求められる職業です。自分のスキルや性格をよく理解し、K-POPアーティストに向いているかどうかを判断することが大切です。