芸能スタッフの仕事
タレント/アーティスト
マネージャー
タレント/アーティストマネージャーとは?
タレントやマネージャーの仕事は大きく分けると3つあります。
- ❶スケジュール管理
- 担当するタレントやアーティストのスケジュール調整や管理を行なっていきます。
番組出演やアーティストの楽曲制作、リリース、コンサートなど、担当タレントやアーティストに関わる様々なスケジュールを管理してきます。そのため、スケジュール管理能力がとても重要です。
- ❷営業・プロモーションヴォーカリスト
- ただスケジュール管理や移動手配をすることだけがマネージャーの仕事ではありません。タレント・アーティストの「仕事」を獲得していくという重要な仕事があります。
レコード会社へCDなどを持ち込んで、売り込みをかけたり、番組・CM出演交渉、ギャランティの交渉など営業・プロモーションを多方面に仕掛けていく必要があります。
- ❸タレント・アーティストのメンタルサポート
- 様々なメディアやイベントに出演するタレント・アーティストはとても多忙です。また、失敗してしまうことも多々あります。その中で担当マネージャーとしてタレント・アーティストの相談に乗ってあげたり、話を聞いてあげるなど、メンタルケアや体調管理もとても重要な仕事の1つです。タレント・アーティストが生き生きと元気に出演できるようにサポートするのもマネージャーの腕にかかっています。
近年では芸能・音楽業界も大きく変化しており、これまで通りのスキルや知識だけ持っていても、売れっ子タレント・アーティストを育成していくことはできません。
マネージャーとしてファン獲得のための戦略をSNSなどを使って仕掛けていったり、イベントの様子をSNSやYOUTUBEなどにすぐにアップできるように映像編集の技術を持っていたりすると、よりマネージャーとして活躍していけるでしょう。
どうやってなるの?
マネージャーの仕事をするために学歴はあまり関係ありません。ただし、マネージャーになるためには芸能プロダクションや音楽プロダクションやレーベルなどに就職しなければなりません。求人の中には4年生大学卒業と書かれていることもありますが、大多数のプロダクションではあまり重視されていないようです。また、マネージャーになるための資格はありませんが、車の運転免許は持っておいた方がよいでしょう。それよりも「人」と接することが多い仕事なので「コミュニケーション力」がとても重要になります。
また、実際の仕事内容をしっかり把握していて、それに必要な経験を積んでおくことをお勧めします。
タレント・アーティストマネージャーの魅力
自分が担当する新人タレントやアーティストと一緒に成長していくことができる素晴らしい仕事です。タレント・アーティストにとってもマネージャーはとても大きな存在です。駆け出しのころはタレント・アーティストの知名度も低いこともあり、安定的に仕事が入るとも限りません。苦労をともにして、実績を積み、世の中で人気が出て活躍し始めた時、自分がやってきたこと成果が目に見えて感じられるでしょう。
また、仕事を通して、様々な人と出会うことができます。これまでは憧れの存在だったような人とも出会えたり、このような華やかな世界で仕事ができるのは、マネージャーの醍醐味でしょう。