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    今しかないんです。10代の熱いエネルギー

    高校の卒業文集の私の夢は、「女バンドで成功すること」 成功の秘訣は自分の信念を貫くこと
    SSM 副校長渡辺 敦子

    「DIAMONDS」「M」ほか数々の名曲をリリースしたプリンセス・プリンセスベーシスト/リーダー。

    15才から音楽・エンターテイメント業界で頑張る学生を見ていて思い出すことがあります。

    「私にも夢を追いかけていた時代があったんだ」と。私は中学・高校とバンド活動に明け暮れる毎日でした。高校の卒業文集の私の夢は「女バンドで成功すること」。根拠は無かったけれど、強い信念がありました。

    学生たちにもその信念があります。熱意を持って、私の授業を受けています。15才で強い信念を持っていること。そのことが宝物だと思います。

    高校を卒業する前に悩んだことがありました。「本当に女バンドでやっていけるのか?」。現実として考えにくい「音楽で生きていきたい」という私の夢。バンドメンバーは大学に進学したり、就職をし、当時のバンドは解散をしてしまいました。


    「好きなことをやっていいんだよ」という母に背中を押され、受けたオーディションそれがプリンセスプリンセスのはじまりでした

    実は・・・その時一度あきらめようとしていたんです。『女バンドで成功する』という夢を。看護学校に受験する準備をしていました。そのほうが親孝行であることも分かっていましたし。けれど、悩んでいる私を見て、「なにをしても長続きしなかった貴女。だけどバンドだけは辞めなかったね。好きなことをやっていいんだよ」と母が言ってくれたんです。

    親は分かっていたんですね。私の夢を。そしてあきらめたくない気持ちを。背中を押してくれたのは母でした。そのあとすぐに受けたオーディション。オーディションに受かりバンドを結成し私はリーダーになりました。それが『プリンセスプリンセス』のはじまりでした。


    音楽・エンターテイメント業界は若い才能に期待をしています

    業界を目指す一途な想い。チャンスをつかもうとする強い気持ち。

    学生たちのその姿勢を業界は注目しています。私がSSM高等課程で学生に接し、授業を行う過程で、学んでほしいことがたくさんあります。楽器のテクニックだけではありません。業界は才能だけではなく、業界で長く活躍できる『人間力』にも期待をしています。三年間で学ぶなか、自然と『人間力』が身につく環境が、SSM高等課程にはあります。まず『若い才能』を信じてあげてください。

    在校生&保護者インタビュー

    メジャーデビューへの足がかりとして


    佐々木・母の留美子SSM高等課程学生
    [アイドルタレントコース]

    在学中に芸能事務所への所属を決めたい――

    力強く目標を語るのは佐々木さん。ドラマに、バラエティーに、歌に、幅広く活躍できる女優を夢に描いて勉強中です。小学生のころから、つねづねアイドル志望を口に出してきました。中学生になるとタレント養成所にも通いました。SSMを知ってからは体験入学に頻繁に参加しました。

    「そう簡単になれないのが芸能人」と当初はSSMへの進学に否定的だった母親の留美子さんも、ついには説得されました。「昨日今日言いだした希望ではないし、娘なりに重ねてきた努力を認めてあげたい」と留美子さん。実際に保護者としてSSMを訪問してみると「ここなら、この子も夢に近づける」と感じたそうです。

    いま佐々木さんは、学校の仲間たちと組んだアイドルユニット「からふりてぃ‰」のメンバーとして活動しています。歌やダンスのレッスンが楽しく、休日返上も苦になりません。「考え方や態度までも見つめてくれる、信頼できる先生方に出会えてよかった」。目標に近づく足がかりができました。