K-POPオーディション

K-POPオーディション

韓国大手事務所の公式オーディション及び在校生限定オーディションを年間通して数多く開催

韓国の大手芸能事務所の公式オーディションや、在校生限定の非公開オーディションを数多く開催しています。全国姉妹校のネットワークを活かして、各地でのオーディションを年間を通じて実施しています。あなたのK-POP業界でのデビューチャンスを掴んでください!

JIKEI COMグループ × HYBE YG ENTERTAINMENT SM ENTERTAINMANT JYP ENTERTAINMANT JIKEI COMグループ × HYBE YG ENTERTAINMENT SM ENTERTAINMANT JYP ENTERTAINMANT

Big Hit Seasonal
Audition TOKYO

所属アーティストBTS、TOMORROW X TOGETHER など
  • ●契約実績
  • ●就職実績

HYBE × GEFFEN
Global Girl Group Audition

学内にて、韓国のエンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業「HYBE」と、アメリカのユニバーサルミュージックグループ傘下レーベル「GEFFEN」による合同オーディションを開催!

YG ENTERTAINMENT

所属アーティストBIGBANG、GUMMY、2NE1、iKON、BLACKPINK など
  • ●契約実績
  • ●就職実績

SM ENTERTAINMANT
オーディション

所属アーティストBoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee など
  • ●契約実績
  • ●就職実績

ADOR

卓越したプロデュース力とブランディング力で旋風を巻き起こすADOR。New Jeansに続くアーティストを発掘すべく開催されるオーディションを学内で運営サポートしています。

オンラインオーディションも
随時開催

その他開催実績

  • ●契約実績在校生や卒業生が所属して、練習生契約やデビューをしている企業(2022年3月現在)
  • ●就職実績卒業生が就職活動を通して韓国本社やJAPAN(支店)に就職した企業
PLEDIS ENTERTAINMENT
所属NU’EST、SEVENTEEN、PRISTIN など
SOURCE MUSIC
所属G-FRIEND など
CUBE Entertainment
所属BTOB、CLC、PENTAGON、(G)I-DLE など
MLD ENTERTAINMENT
所属MOMOLAND など
PRODUCE 101 JAPAN
所属JO1 など
YUE HUA ENTERTAINMENT
所属EVERGLOW、UNIQ、WOODZ、NEXT など
KQ ENTERTAINMENT
所属Block B、ATEEZ など
BH ENTERTAINMENT
所属イ・ビョンホン、ハン・ガイン など
STX LIONHEART ENTERTAINMENT
所属チョン・ジュノ、チ・ヒョヌ など
STARSHIPENTERTAINMENT
所属MONSTA X、宇宙少女 など
MAROO
所属GHOST 9、NORAZO、パクジフン など
MLD Entertainment
所属MOMOLAND、TFN、Lapillus など
RBW & KISS ENTERTAINMENT
所属MAMAMOO、ONE US、UP10TION など
DSP MEDIA
所属APRIL、KARD、MIRAE など
BELIFT LAB
所属ENHYPEN・I'LL-IT など
FNC ENTERTAINMENT
所属FT ISLAND、SF9、Cherry Bullet など
TOP MEDIA
所属ANDY、TEENTOP、100%、UP10TION など
KAKAO ENTERTAINMENT
7社の俳優マネジメント会社と7つの音楽レーベルを保有
JIKEI COMグループ × YG ENTERTAINMENT
YG ENTERTAINMENT

BIGBANG、WINNER、BLACKPINK、TREASUREなど、数多くのグローバルアーティストを輩出。アジアのみならず、全世界におけるK-POPの旗手として進化を続ける。2023年には本校がサポートし、日本全国オーディションを開催した。

  • YGエンターテインメント アーティスト開発グループ
    オーディションキャスティングチーム長 ソク・ウンジェ氏
  • K-POPアーティストマネージャー専攻 小峰さん
  • K-POPアーティストマネージャー専攻 篠原さん
  • ダンスプロフェッショナル専攻 種村さん
  • K-POPダンサー&アーティスト専攻 神保さん
ソク:

YGエンターテインメント(以下YG)では、新人発掘はキャスティングチームが担当しており、私はそのキャスティングチームのリーダーをやらせていただいています。

学生:

新人発掘は、どのようにされているのでしょうか。

ソク:

ダンス大会のような人が多く集まるイベントを見に行く事もありますし、プラットフォームでの気軽に参加できるようなオーディションの開催や、Instagramもよくチェックしています。それから、興味はあるけれど歌やダンスの経験がない人のために、ダンスや歌のONE DAY CLASSなども開催しています。他には少ないですが、関係者からの紹介などもあります。

学生:

どんな種類のオーディションがあるか教えてください。

ソク:

HPでは常時オーディションを行なっていて、カカオチャンネルやInstagramのDMオーディション、Zoomでのマンスリーオーディションを開催しています。1人でも多くの方にお会いしたいので、「面白そうだからやってみよう」と気軽に応募してもらえるにはどうしたらよいのか、私達も日々考えています。皆さんにサポートしていただいて開催したオーディションのような企画も、今後もどんどん実施していきたいです。

学生:

Instagramもチェックされているのですね!どのように見ていらっしゃるのでしょうか?

ソク:

K-POPやダンスに興味がありそうな人や、若者が使いそうなハッシュタグのついた投稿は、よくチェックしていますよ。

オーディションは日々のたゆまぬ努力を発揮する場

学生:

オーディションから練習生として、合格するまでの流れを教えてください。

ソク:

スカウトやオーディションで1次審査を通過すると、2次審査となります。

学生:

2次審査は、対面ですか?

ソク:

基本的には韓国のYG本社内での対面となりますが、グローバルオーディションのように現地で対面する場合もありますし、Zoomなどオンラインを使用する事もあります。状況によってケースバイケースですね。

学生:

2次審査は、1人あたりどのくらいの時間をいただけるのでしょうか。

ソク:

1人あたりの時間は、30分くらいでしょうか。歌やダンスを見せていただくのはもちろん、インタビューにもしっかり時間をとります。

学生:

どんな事を聞かれるのでしょうか?どう答えるのがよいのか考えると、緊張してしまいそうです……。

ソク:

インタビューの大きな目標は、これから一緒にやっていく人がどのような人なのかを知るためにあります。正解があるわけではないので、あまり気にせずに答えてもらって大丈夫ですよ!それから合格したら練習生生活ができるのか、本当に頑張っていけるかの意思確認もここでおこないます。こちらから皆さんにお聞きしてもよいですか?緊張するのが怖いのは、どのような理由からだと思いますか?

学生:

ミスをしてしまい、自分のベストなパフォーマンスができないかもしれないからでしょうか。

ソク:

そうですね、デビューした先輩アーティストも大きなステージでパフォーマンスをする時、緊張をしないわけではありません。でも、その不安な気持ちに打ち勝つには、「これくらい練習したら絶対にミスはしない」と自信を持てるまで練習をするしかないのです。オーディションの様子を映像で見ると、自信のない人は目線がどうしても下がっています。それだとあまりよい表情に見えませんので、基本的なテクニカルは練習で終え、本番では表現する事に徹してください。

学生:

最終審査も、韓国での開催ですか?

ソク:

はい、基本的には、練習生の月末評価でプロデューサーが本社にいるタイミングがあるので、ここで開催をしています。ただこの最終審査は、2次審査同様に通過者の状況により決定し、必ずあるわけではありません。プロデューサーは映像資料を見ていますので、その映像を見た段階で決定する場合もありますし、追加映像をお願いする事もあります。

学生:

パフォーマンス中には、カメラと審査員、どちらの方を見るのがよいのでしょうか。

ソク:

映像は判断材料でもありますので、カメラ目線がよいです。それから、ご家族や身近な人にも、是非パフォーマンスを見てもらってください。先日皆さんにサポートをしていただいたオーディションで、友達がスタッフとしていたので恥ずかしかったという声を聞きました。でも、アーティストは人前に出る仕事ですので、誰の前でもベストのパフォーマンスができるようになるべきですよね。

学生:

今までのオーディションで、印象的なエピソードはありますか?

ソク:

これは笑い話なのですが……ダンス審査で、最初から最後までフロアダンスをされた方がいました。その時は残念な事に、せっかくのパフォーマンスがほぼ映像には映っていませんでした(笑)。ぜひ事前にパフォーマンスを撮影してみてください。自分が映像にどのように映っているのか確認できますので、おすすめします。

特技は、歌やダンスの基本ができているからこそ活かされる

学生:

御社でのオーディションに合格するための基準はあるのでしょうか。

ソク:

実力はもちろん必要ですが、人として魅力を感じられるかどうかといった事が一番大切です。YGでは候補生と呼ばれる制度があり、魅力はあるのに実力が足りない場合は、レッスンを受けてもらう事も可能です。

学生:

ラップなど、特技があったほうがプラスになりますか?

ソク:

オーディション毎に、どのようなプロジェクトメンバーを探しているかによります。ラップができるメンバーを探しているのであれば、プラスになるかもしれません。ただラップが得意だから合格するのではなく、歌やダンスの基本的な事ができているうえでのプラス査定程度だと思ってください。

学生:

練習生になるにあたり、国籍の制限などはありますか?

ソク:

国籍の制限は特にありません。グローバルオーディションもありますし、そのプロジェクトでどのようなメンバーを必要としているかどうかなので、皆さん誰にでもチャンスはあります。

学生:

オーディションには、自分で似合うと思う服とシンプルな服、どちらで参加するのがよいでしょうか。

ソク:

シンプルできれいなカジュアルを推奨します。自分が好きだからと、派手な感じで参加されても、本人が好きなものが似合っているとは限らないので。

学生:

オーディションで使用する楽曲は、どのように選ぶとよいのでしょうか。

ソク:

日本語の楽曲でもK-POPの楽曲でもどちらでもよいので、自分が一番自信のある曲にしてください。それで、完璧になるまで練習をしましょう。

インプットとアウトプットを重ね表現者としての引き出しを多く持つ事が重要

学生:

最近では、オーディション合格者の低年齢化を感じます。年齢が上でも合格できる可能性はありますか?

ソク:

確かに、合格者の低年齢化の傾向はありますね。ただ私個人的には、必ずしもそれがよいとは思っていません。年齢が上なだけ経験値を多く重ねていると思いますので、表現者にとって必要な引き出しが多いはずです。だから、年齢を理由に諦めたりしないでくださいね。ただし、そこから練習生に選ばれるには、「この人の代わりはいない」という魅力が必要です。それからデビューの時期を考えると即戦力も求められますので、その時点での実力も重要です。怖いのは、どのような理由からだと思いますか?

学生:

練習生からデビューするまで、どのくらいの期間が必要ですか?

ソク:

基本的には、デビューまで一緒にやっていきたい人を合格させていますので、人それぞれです。長い人は7年、最近では1年くらいの短期間でデビューした子もいました。

ここにはアーティストとして成長を続けられる環境が揃っています

学生:

練習生に選ばれると、どのような育成メニューがあるのでしょうか。

ソク:

これに関しては、新人開発チームの業務ですので、基本的な事でもよろしいでしょうか。育成メニューは、基本的に3段階あります。最初は、ベースとなる歌とダンスを作り上げ、次の段階では、それぞれの個性となる武器を作ります。武器というのは、例えばダンス・ヴォーカル・ラップなど、本人の意思も踏まえてスタッフが見極めていきます。最後の段階では、もっとイメージアップするために、ビジュアルチームやA&R(所属アーティストに対して育成・楽曲提供・宣伝戦略を行う)がはいります。そして、スピーチのレッスンやマナーのレッスン、ビジュアル面の強化なども行います。

学生:

韓国語はできたほうがよいでしょうか?

ソク:

外国籍の方への韓国語のレッスンはありますので、必須ではありません。ただ、言語は自分でも事前に勉強しておける事ですので、やっておいて損はないです。どうしても日本語でレッスンできる先生が少ないので、韓国語ができない人はできる人に比べ、レッスンの内容を理解するのに時間がかかってしまいますので。

各部署がプロフェッショナルとしてアーティストの活動を支える

学生:

K-POPの現場では、どのような人材が求められるのでしょうか?

ソク:

弊社では現在、500名ほどの社員がおります。各事業部や部署ごとでの採用ですので、それぞれ必要な人材は異なります。共通して言えるのは、K-POPやYGへの理解があるかどうかと、コミュニケーション能力、それから基本的な事務作業ができるかどうかです。

学生:

インターン制度もあると伺いましたが、そこではどのようなスキルが必要ですか?

ソク:

インターンや新人はできない事が多いのは当たり前なので、そのできない事に対してのコーチングがあった場合、自分でどう改善していくかが重要です。

学生:

韓国語はどのくらいのレベルを求められますか?

ソク:

スタッフとしては、ビジネスレベルの会話力を目標にした方がいいと思います。外国人を相手に仕事するためには会話ができるのはもちろんですし、歴史的な背景や文化などといった部分の理解も必要ですね。

学生:

韓国本社に対して、日本支社の役割はどこにあるのでしょうか?

ソク:

役割がそれぞれあるというよりは、連携して日本での業務を進めています。日本支社として重要なのは、現地にいないと出てこないような状況を把握し、本社と共有する事だと思います。

学生:

他社と比べて、YGにしかない文化や特徴はありますか?

ソク:

私はYGの事しか知りませんので、他社とは比べられないのですが、先輩後輩も分け隔てない、自由で風通しのよい社風だと思います。最近では、社員のヘルスケアへの配慮も増え、月に一回の簡単な健康診断や、勤務時間内にヨガのレッスンもあるんですよ。YG Edu-Fi classという社内イベントも開催され、様々なジャンルの外部の方をお呼びして講習を開催し、最新のトレンド情報をみんなで共有したりしています。

最後にこれからのK-POP業界を目指す皆さんに一言お願いします。

ソク:

私は日本で働くために、一切韓国語は使わず、独り言も日本語で言えるように頑張りました。あのとき努力したからこそ、今の自分があると実感しています。努力が無駄になる事は絶対にありません。皆さんも後悔しないように、自分の夢のために努力を続けてください。YGエンターテインメントは、一人でも多くの人と出会える事を楽しみにしております。

K-POPオーディション運営サポートプロジェクト

韓国の大手芸能事務所による、公式や非公開オーディションを全国で実施しています。オーディション活動を通して学校と事務所がともに新しいアーティストを発掘していく場となっています。また、オーディションの運営サポートを通じて、K-POPスタッフ希望の学生に実践の場と就職の機会を提供しています。

この日のオーディションは、12名のスタッフで運営。混乱を避けるために900名の応募者を2時間ごと数回に渡って受付するプランを立てて臨みました。

応募者の緊張や不安を和らげるよう、声をかけるのもスタッフの役割です。

マネージャー専攻の山口さん。
「オーディション運営という実践型授業が、今、最も楽しい授業です。」

全国スキルチェックツアー

K-POPオーディションのための、スキルチェックとアドバイスを全国の姉妹校で実施しました。学生のみんながオーディションに通るための企画です。K-POP業界トップクラスのキャリアを持つ、プロフェッショナルから直接フィードバックを頂きました。

キム・ミジョン氏

前BIG HIT MUSIC キャスティングチームのチーム長であり、韓国のエンターテイメント業界での、新人開発のキャリアは約10年。元DSP Media 新人開発チーム。BTSやTXTなど多数のアーティストのキャスティングをしています。また、韓国をはじめとして、日本やアメリカ、中国など、多くのオーディションの企画・審査を担当。